(仮訳)エントライザ門における根定着性菌類の新目の同定:真正双子葉類を宿主とするタルボティオマイセス目
Riess, K. et al., 2015. Identification of a new order of root-colonising fungi in the Entorrhizomycota: Talbotiomycetales ord. nov. on eudicotyledons. IMA fungus. Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4500077/ [Accessed August 9, 2015].
【R3-02087】2015/08/10投稿

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3行まとめ

Entorrhiza属と形態形質および生態学的ニッチを共有するTalbotiomyces calosporusの高次分類を検討した。
分子系統解析の結果などから本属をエントライザ門に含め、新目タルボティオマイセス目を提唱した。
Entorrhiza属がドリポアを有するのに対して、本属の隔壁には単純孔が認められる点などが異なっていた。

(その他掲載種)

Talbotiomyces calosporus (P.H.B. Talbot) Vánky, R. Bauer & Begerow
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【よく似た種との区別】
Entorrhiza fineranae
nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(nrSSUに77塩基[5.0%]の差異)
Entorrhiza aschersoniana
nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
nrSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(nrLSUに57塩基[9.0%]の差異)